業務スーパージャパンドリーム財団では、奨学金支給事業として、海外の大学に留学する日本人学生を対象とした「海外留学に係る支援」や、芸術、文化、スポーツの分野で海外の展示会や大会等へ参加する日本人を対象とした「海外派遣に係る支援」を行っています。
対象となるのは大学間協定で留学する大学生で、学生は在籍する大学に応募書類を提出し、大学が財団に書類を郵送します。募集人数は700名で、月額15~20万円の奨学金が支給されます。
ここでは、業務スーパージャパンドリーム財団の「海外留学に係る支援」についてまとめてみました。
奨学金の概要
業務スーパージャパンドリーム財団は、様々な日本文化を諸外国に広めていくことを通じ、我が国と諸外国との間の国際相互理解をさらに深めていくことを目的として設立されました。 本事業は、学問の分野において海外で活躍しようとする若者に、海外での勉学の場や自己啓発の機会を得るための資金を提供することにより、様々な日本の文化を諸外国に広めていく我が国の人材の育成に貢献しようとするものです。
対象となる留学プログラム
2023年5月1日から2024年4月30日までの間に開始される、6ヶ月又は1学期以上の大学間又は部局間協定に基づく語学研修を含まない留学プログラム。
ただし、文系学部の学生においては、協定の内容として以下のいずれかが含まれる留学プログラムに限ります。
- 在籍大学において単位が認定される旨(後に単位を互換するかは問いません)
- 留学先大学への授業料を支払う必要がない旨
奨学金の内容
<奨学金>
北米、シンガポール、欧州、中近東 :月額20万円
アジア(シンガポールを除く)、大洋州、中南米、 アフリカ:月額15万円
<留学一時金>
アジア地域(シンガポールを除く):15万円
その他の地域:25万円
応募資格
海外の大学へ留学を希望する者で、次の条件を全て満たす者。
- 国際交流と相互理解に関心を持っていること。
- 2023年5月時点において日本国内の大学に所属していること。
- 留学開始時点において大学2年生以上の学部生であること。
- 2023年5月1日時点で35歳以下であること。
- 日本国籍を有していること。
- 学内選考がある留学プログラムへの応募であること。
- 財団の奨学金の受給歴がないこと、また過年度の内定資格を保持していないこと。
- 支援の対象が1つのプログラムのみであること。
- 留学プログラムに語学研修を含んでおらず、また、語学研修目的の留学ではないこと。
- 専門職大学院への留学でないこと。
- 名目の如何にかかわらず他の奨学支援団体等(在籍大学含む)から留学に関する奨学金を受給していないこと。
- 在籍する大学での単位システムに換算してセメスターあたり6単位以上に相当する時間の学習計画を立てていること。
- 帰国後の報告会、留学生ネットワーク等本制度における諸活動に主体的に参画できること。
- 応募書類等、財団への提出書類は日本語で作成すること。
- 学力基準及び語学力基準に該当すること。
募集人数
年間700名
募集期間
以下は大学から同財団への募集期間です。学生から大学に対する受付期間は、在籍する大学に確認してください。
受付期間 | 現地授業開始 | |
第一回募集 | 2023年5月1日(月)~11月30日(木) | |
第二回募集 | 2023年7月3日(月)~2023年7月31日(月) | 2023年12月1日(金)~2024年4月30日(火) |
応募方法
在籍している大学を通じて、応募します。詳しくは在籍している大学に確認してください。